#.2 meaningless metacognition

#.2 meaningless metacognition

 

自律神経が整っているとはどういう状態なのか。

そもそも自立神経なのだから、精神状態なんぞに影響されず、

忙殺されている人間にケアをする為の気をつかわせる事などなく、

立派に自立して整っていて欲しいものだ。

手のかかる神経を持つと苦労するな。

何を言っているのか分からないか。

安心して欲しい、同意見だ。

呼吸という行為を認識してしまうと、

暫く無意識に出来なくなってしまう様に、

生きるという事も意識してしまえば、

生きているという意思の元にしか遂行出来なくなる。

その延長線上に在る生きるという現象も、

一度認識してしまえば選択肢が生じる。

尊さも何もかも含めて、

認識しない幸福というものがあるのかもなと、

深く長く一呼吸を置く事がある。

勿論そんな事を出来る訳がないと、理解した上でだ。

ただ何事も意識し過ぎないというのは、

最近確かに出来る様になった事の一つかもしれない。

内側のみで行うのは非常に難しいので、

意識を外す為に上書き出来る程の行動は必須なのだが、

消えたいと願う前にその日を閉じる事が不可能ではなくなった。

目下の課題としては、そのバリエーションを増やす事。

そして出来ればその中に消費カロリーの少ないものも検討する事。

当たり前だが、精神力MPとは別に人にはHPがあるのだから、

その為だけにHPを惜しまなければ、「ゲームオーバーを回避出来るだけ」になる。

「もうライフはゼロよ!」なんて世界は叫んでくれないのだから、

そこのバランスを取れる様にならなければ結局末は同じ事だ。

泥臭さとは程遠い現在地かもしれないが、

焦燥感から次の一歩の置き場を軽率に選び見誤る事は望ましくないから、

理想に溺れる事なく生きるべきだと思っている。

幸福とは探すのではなく、思い出すものであるべきなのかもしれない。