いこうよ

暗い現実の中でもなんとなく未来が明るいものに思えるところが人間の良いところなのかもしれない。危機的な状況でどうなっていくのかわからない不安や葛藤が心を支配しても、気付けばどうやったらよくなっていけるかを考えている。灯りはまだ消えていない。光が遠くても手を伸ばしていたい。仄暗い感情ばかりを歌にしてきたけれど、絶望の人ではない。上手くいかないこと、思うようにいかないこと、様々なフラストレーション。それによる足踏みさえも楽しみながら前に進んでいきたいと思う。
バンドはもう自分の、自分たちだけの居場所ではなくて、いろいろな形でかかわってくれている人たちの居場所でもあるのだと感じる機会があり、これからもそれを大事にしていきたいと強く思っています。だからこそ灯りを絶やさずにいられるし、だからこそまだ前に進もうと思える。決して駆け足ではないけれど、まだまだ進んでいきます。ここから先の未来で、これを見ているあなたに会えますように。